『古方』という日本独自の発展を遂げた漢方治療を中心とした漢方薬局です。

現代主流の「病名治療」ではなく、個々の患者様の状態で選薬となります。

また、自然食や五味の重要性をお伝えして健康的な生活のお手伝いをいたします。


2015年05月29日

薬狩り


田舎っていいです。

山や川に野草が自生し、時に猟師さんが
動物生薬を分けてくれます 揺れるハート

ブログを始めたころにイノシシの胆のう、猪胆のエピソードを書きましたが
ついに・・・もらいました! 

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)鹿の角 ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

都会の薬局さんにはない楽しみではないでしょうか?

漢方のお師匠様の渡邊先生のさらにお師匠の荒木先生は
著書の「七合」のなかで柴胡やトリカブトを探しに山登りをする
エピソードが書かれていてますが、動物生薬となると少し事情が
ことなるようです。


さて、今回のタイトル『薬狩り』というのは奈良時代の鹿狩りの行事のことで
秋になると天皇が鹿狩りをしました。
鹿の角は鹿茸(ろくじょう)といい高貴な薬として一般にはあまり使われず
貴族や身分の高い人が服用していたようです。

現代でも高貴薬としての地位は揺るがず、子宝相談などでその薬効を
見せてくれます。
・・・ただ、高いです。
腎機能、生殖機能を補ってくれます。

山で落ちている角は鹿角膠(ろっかくきょう)といい、成長しすぎて
あまり使うことはありません。
しかし、補腎としての効能はあるようです。
鹿角膠は奈良の大峯山系を登山をしているとまれに見つけますが
完全スルー。
年に1、2回は当局に鹿角膠を持ち込んで買い取ってもらおうとする
おっちゃんが来ますが、ワタクシ、素人ではありませんので
絶対買いません。

DSCN4080.JPG


価値があるのは鹿茸は雄鹿の生後2年目3〜4月ごろから成長が始まり
角に毛皮の薄い膜がある袋角の状態がベストです。
1ヶ月ほどで10センチほど伸びる力強さがあります。
毎年5月中旬から7月上旬が採取時期です。
野菜でもそうですが、旬があるんです ぴかぴか(新しい)

DSCN4081.JPG


角を上部、中部、下部に分けます。上のほうが血が通って柔らかく
上品質となり価格が異なります。

※画像の鹿茸は計量販売、煎じ薬としての販売は行いません。


本日は父が血抜きに必死ですので、漢方相談は僕ががんばってます。



posted by 余以徳斉(よいとこせ) at 16:12| 三重 ☔| よいとこせ日誌 | 更新情報をチェックする


ブログについて

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物足りなく感じるかもしれませんが、煙に巻くような説明をしたくないだけです。
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